看護師の仕事は、1日の労働時間が完全に固定されている場合と、交代で行う勤務とに分けることができます。
交代の勤務では、大きく分けて2交代制と3交代制という2つのスケジュールの組み方があります。
2交代制は日勤と夜勤の2つのシフトからなっており、1回の勤務時間が長いのが特徴です。

それぞれの勤務時間は、一般的に日勤が8:00~17:00、夜勤が16:00~9:00と夜勤が長くなっています。
3交代制は日勤、準夜勤、深夜勤の3つのシフトからなっています。
勤務時間は、一般的に日勤が8:00~16:45、準夜勤が16:00~24:45、深夜勤が24:00~8:45とそれぞれ約8時間働くことになります。

2交代制は勤務時間が長いため、比較的ゆとりを持って働くことができます。
しかし勤務時間が長く、特に夜勤は心身に負担がかかります。
3交代制は勤務時間は短いため気が楽ではありますが、頻繁に後退するため慌ただしいです。
どちらも一長一短があるので、自分に合った働き方を見つけることが重要です。

また、看護師の仕事は人の命を扱うため、精神的負担も大きくなっています。
次の看護師が交代時間になったにも関わらずまだ来ていない、あるいはシフトを詰めすぎてしまったといったことがあると、非常に辛くなってしまいます。
そのため、シフト管理をきちんと行い、お互いに気持ち良く仕事に取り組めるようにすることが大事です。
シフト管理の方法などを工夫することで、自分に合った仕事のスタイルを見つけていくと良いでしょう。